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メキシコの独立記念日 2021・09・18

こんにちは!看護師の小原です。街中が金木犀の優しい香りに包まれ、気持ちがほっこり幸せな感じです。
1つ1つはあんな小さな可憐なお花なのに、街全体を香りで包み込むパワーに、感動すら覚えます。
ようやく季節は秋。過ごしやすい時期になりました。引き続き、健康管理に気を付け、元気に過ごしたいと思います。
 
さて、9月16日はメキシコの独立記念日です。9月を「祖国の月」と呼び色々なイベントがありますが、
今年も昨年同様、日本の在メキシコ大使館でも、本国のメキシコでもイベントは無観客、全部オンライン配信となりました。本当なら、9月15日23時ごろから、イベントがあり、鐘を大統領が鳴らし、
「Viva Mexico!!」と皆で、歓声をあげてお祭りがクライマックスになるのです。独立記念日は一年中で一番大切に大事にしている日と言っても、過言ではないほどの大切な大切な日。今年は、独立200年ということで、より大切な日。記念日の祝典が無観客で、本当に残念に思います。
 
独立記念日に必ず頂く「チレ・エン・ノガダ」という食べ物があります。
これは、チレポプラノという大きな唐辛子に、ひき肉、お野菜、ナッツ類、梨などの果物を詰め、
てんぷらの様に衣を付けて揚げ、丁寧に渋皮を剥いたクルミの真っ白なソースをかけ、真っ赤な綺麗なザクロの実、パクチーなどのグリーンで飾り付けをします。この3色が大事なポイント。メキシコの国旗の、赤、白 緑を表しています。甘くて、辛くて不思議なお味。最初この説明を聞いても、全くお味のイメージが想像つかなかったのですが、食べてみるとすごく美味しくて、虜に!甘くて、辛くて濃厚のクルミソースが、絶妙にマッチしています。この時期しか食べられない特別なお料理。毎年楽しみにしています。
日本はザクロが出回るのはもう少しあと。去年はネットで、チレや、アメリカン産のザクロを買い、作りましたが、今年は残念ながらどちらも手に入りませんでした。コストコにもありませんでした。
そこで、今年は、ケーキだけ作り、チレ・エン・ノガダはお店からお取り寄せsmiley田町にある「CABOS カボス」。メキシコ大使館の元公邸シェフのお店で、本当に美味しいお店です。
 
ケーキはトッピングを、キウイの緑、バナナの白、スイカの赤でメキシコカラーに。
お花もメキシコカラーで活けてみました!
 
メキシコの方の自分の国への強い愛情を感じる日。私は自分の国にここまで目を向けているかと、恥ずかしくなりました。もう少し、きちんと日本を見つめてみたいと思います。
写真は、メキシコでの祝賀の模様です。本当は、2枚目の写真の広場に沢山の人が集まります。