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メキシコのお盆「死者の日・リメンバー・ミー」2020・10・31

こんにちは!看護師の小原です。
イチョウも少しずつ色づき始めました。
甲州街道のイチョウの紅葉が楽しみです。落ち葉のお掃除が大変な季節になりますが(笑)
日中と朝晩の寒暖差が激しい時期、体調管理に注意しお過ごしください。
 
さて、皆さんは映画「リメンバ^・ミー」をご存知ですか?
あの映画はメキシコのお盆のお話です。
メキシコのお盆は、11月1日、2日です。正式には10月28日から色々準備が始まり、10月31日に前夜祭があります。
11月1日には、亡くなった子供たちがこちらの世界に戻り、11月2日には亡くなった大人が戻ってくるとされています。
そして、楽しくこちらの世界で過ごし、また元の死後の世界へと戻っていくのです。
死者と共に、明るく楽しく笑うというのがモチーフになっています。
スペイン語で「Dia de muertos」英語で「Day of the dead」と言います。
 
オフレンダ、またはアルタールという祭壇を作り、故人の好きな食べ物、キャンドル、カボチャ、かんきつ類、ケイトウのお花をお供えします。
必ず必要なのが、マリーゴールドのお花、お水、お塩、パンデムエルトというパン、アトレというマサ粉で作る飲み物、そしてカラベリタスというお砂糖で出来ためちゃめちゃ可愛い骸骨で、おでこに亡くなった方の名前を書きます。
マリーゴールドのお花を沢山飾ります。マリーゴールドは、「死者の世界から、亡くなった方を祭壇まで呼んでくれる」という言い伝えがあるのです。メキシコ風切り紙のパペルピカドを飾り、十字架を作り,完成!!
メキシコはとても熱心なカトリック教徒の多い国です。
ともかく派手にしたもの勝ち!!明るいお国柄が出ています。
みんな、骸骨メイクをして、パレードしたりとても楽しそう。日本でも、毎年メキシコ大使館主催でパレードが行われますが、
今年は残念ながら、コロナで中止。オンラインでの「Dia de muertos」とイベントに変更になりました。
 
私はこのオフレンダを作るのは今年で2回目。友人たちの助言により、なかなか派手なものが出来上がりました(笑)
友人が、昨年亡くなった私の愛犬の「タロウ」と、今年亡くなった妹のところ愛犬の「もーちゃん」の分も、可愛い骸骨を作ってくれましたheart04
 
人間も動物もみんなこちらの世界に戻ってきてくれて、楽しんでまた元の世界に戻っていくと信じています!