糖尿病のコントロールに不可欠な血糖値の測定を、簡単に楽にしてくれる装置を導入しております。
フリースタイル リブレといいます。（人間用です）
当院ではここ1年間で4件ほどの治療実績となりますが、予想をはるかに上回るメリットを感じる装置です。
500円玉大のセンサーを毛刈りした皮膚に貼り付けます。
貼り付けると同時に細く短いプラスチック製の針が留置されて、60分後から体液中の血糖値を常にモニタリングできるようになります。一時的なお預かりのみで処置可能です。
専用の読み取り機をセンサー近くにかざすだけで、いつでも血糖値を知ることができます。（服の上からでも測定可能です）
センサーは14日間使えます。
貼り付け処置も一瞬で終わり、しっかり張り付き痛がる様子もありません。
小さな子は腹側部、大きい子は頚背部に貼り付けます。
不思議と気にする様子はありませんが、ぶつけたりしての脱落予防のため服を着せています。
従来は入院や頻回の通院で、注射針による採血・測定が必須でした。
重症時には人手を要し何度も採血が必要で、時間を問わず採血測定が必要でした。
この装置により動物やご家族の負担も大幅に軽減され、獣医師にとってもインシュリン治療による低血糖をいつでも簡単にチェックでき安全性が飛躍的に向上します。
装着後は自宅でのインシュリン注射をしていただき、血糖値の報告はLINEアプリを使ってしております。
数値やグラフ画面をスマートフォン撮影し送信いただき、当院からインシュリン量やアドバイスをさせていただきます。
料金やご不明な点がございましたらお問い合わせください。
