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メキシコの伝統パン「ロスカ・デ・レジェス」

こんにちは!看護師の小原です。寒さが厳しい日が続いています。風邪やコロナに気を付け、元気に一年を過ごしたいと思います。
 
さて、メキシコには「ロスカ・デ・レジェス」という1月6日に食べる伝統のパンがあります。
キリスト教の公現祭と言って、1月6日、クリスマスに生まれたイエス・キリストの所に、はるばる3人の博士がお祝いを持ってやって来た日とされています。カトリック教徒の多いメキシコでは、この日をとても大切にしていて、12月24日でなく、本来はこの日に子供たちはサンタさんのようなプレゼントをもらいます。ただ、12月24日のサンタさんからも貰う子供も多く、メキシコの子供たちは、2回もプレゼントをもらえるそうですsmiley
そして、この日にこのパンを食べるのですが、このパンの中には可愛らしいエンジェルが隠されていて、そのエンジェルが当たった人は幸運が訪れるとされています。フランスのガレット・デ・ロワというお菓子と同じ意味合いはあります。
幸運が決まる大事な1ピースなので、それぞれ自分で食べたい分をカットするのが決まり。そして、メキシコのチョコラテというスパイスの入った美味しいココアと一緒に、ドキドキしながら頂きます!
このパンは、毎年田町にある「カボス」というメキシカンレストランでお取り寄せをしています。このお店のオーナーは、元メキシコ大使館の公邸シェフの方がやっているお店で、とても美味しいお店。竹芝に「シエリトリンド」という姉妹店もあり、どちらもお勧めです。コロナが落ち着き、機会がありましたら、是非いらしてみて下さい!
 
今年は、誰の所に幸運が入っているかなheart02