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メキシコのお盆「死者の日」2021・11・03

こんにちは!看護師の小原です。日中と朝晩の寒暖差が激しく、体調管理が難しい時期ですが
睡眠と栄養をしっかり取り乗り切りたいと思います。
甲州街道の銀杏が少しずつ色付き始めました。紅葉が楽しみです。
 
さて、11月1日、2日はメキシコのお盆でした。彼らはこの日を何よりも大切にしています。映画「リメンバー・ミー」はそのお盆のお話です。
11月1日は亡くなった子供たち、11月2日には亡くなった大人たちが帰ってくるとされています。
オフレンダという祭壇を作り、故人の写真を飾ることで、こちらの世界に戻ってくることができるのです。オフレンダは、派手にすればするほど故人が喜ぶとされています。
オフレンダには、写真以外にも必ず飾るものが決まっています。
1・マリーゴールドのお花 優しい香りと、華やかな色で死者の魂がこの世に導くための道しるべとなります。
2・パピルピカード カラフルな飾り切り紙です。いろいろな切り絵になっています。
3・カラベリタ   めちゃめちゃ可愛いお砂糖でできたドクロちゃん。
4・ろうそく    死者の魂の行きかえりを照らすもの
5パンデムエルト  この日に欠かせない死者の日パン。なんとびっくり!パンの上の飾りが骨の形にsurprise
6・お水、お塩、故人の好きなもの。
メキシコでは、3000年前、アステカ時代より、祖先の骸骨を、死と生まれ変わりの象徴として大切にしてきました。そこで、この日は可愛らしいガイコツちゃんのモチーフがたくさん登場します。
 
国により色々な習慣がありますね。
オレンジのマリーゴールドや、カラフルなものが溢れているお盆。明るくて陽気な感じです。
オフレンダで飾ったお花は、病院の花壇に植え替えました。
花壇が少し明るくなったようです。