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ドキュメンタリー映画「ジョアン・ジルベルトを探して」

こんにちは!看護師の小原です。
残暑厳しく、まだまだ暑い日が続きますが、日差しが夏のようなじりじり感も減り、
空も高くなり、少しずつ秋の気配を感じます。
この暑さ、あと少しの辛抱!と願います。
 
さて、皆さんはボサノヴァという音楽のジャンルをご存知でしょうか。
ボサノヴァを知らない方でも、「イパネマの娘」という曲はどこかで耳にしていると思います。
 
今年7月に88才で亡くなったジョアン・ジルベルトは、歌手であり、ギタリスト。
「イパネマの娘」を作曲した人です。
そして何よりも、ボサノヴァという音楽を作った人なのです!!
いわばボサノヴァの神様とも言えます。
2006年には日本公演もありましたが、2008年突如、皆の前から姿を消してしまったのです。
とても、謎の多いまま、20年近く人に姿を見られることなく、2019年7月にリオデジャネイロの自宅で
亡くなりました。
ジョアンとコンタクトをとれるのは、ジョアンのお嬢さん、マネージャー、ジョアンの髪の毛を切っていた
床屋さんの3人だけなのです。
 
このドキュメンタリー映画は、マークというドイツのジャーナリストがジョアンを探す旅に出るのですが、
ジョアンを探し出す事が出来ないまま、「ジョアン・ジルベルトを探して」という本を執筆。
ところがマークは残念ながら、自殺をしてしまいます。
 
この本をブラジル音楽を敬愛する監督の目に留まり、彼の意志を継ぐ形で
ジョアンを探す旅のドキュメンタリー映画が作られました。
この監督自身が出演し、ジョアンを探す旅をします。
 
映画の最後のジョアンの歌声とギターに涙が止まりませんでした。
この映画を観て、やはりジョアンは、神話の中の神様だった気がします。
 
ここのことろなかなかライヴには行かれませんが、音楽映画が多く上映されています。
また、機会を見つけ観に行きたいと思います。
 
夏の疲れが出やすい時。どうぞ皆様お身体お気を付け下さい。