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タロウとトラの絆 2109.6.24

こんにちは!看護師の小原です。
蒸し暑くジメジメとした雨の日が続いていますが、雨のお陰でアジサイがとても綺麗に咲いています。
子供の頃は、梅雨時のアジサイにカタツムリが沢山いたようですが、
最近カタツムリをあまり見かけなくなったような気がします。
子供が描く絵は、アジサイとカタツムリがまるでセットの様に一緒に描かれていたけれど、
今はどうなのかという話になりました。それとも、大人になりカタツムリに興味がなくなってしまったからでしょうか。
今度、じっくりアジサイを見てみようと思います。
 
6月は、今年2月に天国に旅立ったタロウの本当なら18歳のお誕生日でした。
タロウがいなくなってから、愛猫トラは本当に寂しいようで、
まだ納骨できずにいる「タロウ」の箱にスリスリしています。
お誕生日当日、「タロウ」を床の広い所に置くと、トラがすぐ飛んできました。
そして、「タロウ」の箱にしばらくじっと顔を乗せていました。
そして、おもむろにゴロンと寝ころび、箱に自分の頭をぴったりくっつけ、安心した顔で寝始めたのです!
さらに、あたかもそこにタロウがいてその上に自分の足を乗せているかのように、片足が上がって寝始めました。
タロウの生前、トラは小さい時からずっと寝る時、いつもタロウの背中にどん!と自分の足を乗せていたのです。
8、3sにまで大きくなってしまったトラの足、きっと重かっただろうに、タロウはいつも優しく乗せさせてあげていました。
きっと、トラにはタロウがこの時見えたのかもしれません。
 
犬と猫の種族を超えた絆を感じました。
トラは、家族が帰って来ても、今まで気が向いた時にしか出迎えなかったのに、
タロウがいなくなってからは、毎日玄関まで出迎えるようになりました。
そればかりか今までお留守番の時、玄関でずっとタロウがみんなの帰りを待っていた定位置に
今は玄関を開けると、トラが「にゃー」とその定位置で待っているようになったのです。
タロウに、「これからは、これが君の仕事だよ」と言われたのかしら。
 
タロウが私達のそばで見守ってくれていると思います。
私と、トラ、頑張って悲しみを乗り越えたいと思います。