翌日は朝から快晴。
駐車場に出てみると、さっそくいつものスズメの一団がエサを催促にやってきました。
この一族の出身であれば・・・
早速子スズメを対面させます。すると・・・
もの凄いダッシュをしてスズメの一団めがけて突入していきます!
どこにそれだけのパワーを秘めていたのか!?
おおーっ、これはいける!と思ったのもつかの間・・・
一団がさーっと散っていきます。
必死に子スズメは何度もアタックをかけますが、一団は冷たい反応・・・
どうやら、この一族ではないようです。
野生の厳しさを感じました。
どうしたものかと、考えようとしたときに、空からサーッツと3羽のスズメが舞い降りてきました。別のスズメ団のようです!
そして、一目散に子スズメの元へ!どうやら本当の一族が見つけてくれたようです!!
飛べない子スズメを囲み、ちょんちょん跳ねながら隣のマンションの植え込みまで誘導し(距離にして10M)、途中で口移しで餌を与え、何とか植え込みのみえないところに身を隠しました。
スズメのチュンチュンとういさえずりが、僕の頭の中で
「がんばれ、もう大丈夫だよ。チュン」と自動翻訳されました。
暫く、3羽のスズメが入れ替わり立ち替わりで植え込みに向かい、世話をしていました。
その後、さえずりが聞こえなくなったので無事に巣に戻れたと思います。
時間にして5分足らずの駐車場劇場でしたが、貴重な経験をさせていただきました。ちゅん。