ブログ

すずめさん その4

翌日は朝から快晴。

 

駐車場に出てみると、さっそくいつものスズメの一団がエサを催促にやってきました。

この一族の出身であれば・・・

 

早速子スズメを対面させます。すると・・・

 

もの凄いダッシュをしてスズメの一団めがけて突入していきます!

どこにそれだけのパワーを秘めていたのか!?

 

おおーっ、これはいける!と思ったのもつかの間・・・

一団がさーっと散っていきます。

 

必死に子スズメは何度もアタックをかけますが、一団は冷たい反応・・・

どうやら、この一族ではないようです。

野生の厳しさを感じました。

 

どうしたものかと、考えようとしたときに、空からサーッツと3羽のスズメが舞い降りてきました。別のスズメ団のようです!

 そして、一目散に子スズメの元へ!どうやら本当の一族が見つけてくれたようです!!

 

飛べない子スズメを囲み、ちょんちょん跳ねながら隣のマンションの植え込みまで誘導し(距離にして10M)、途中で口移しで餌を与え、何とか植え込みのみえないところに身を隠しました。

 

スズメのチュンチュンとういさえずりが、僕の頭の中で 

「がんばれ、もう大丈夫だよ。チュン」と自動翻訳されました。

 

暫く、3羽のスズメが入れ替わり立ち替わりで植え込みに向かい、世話をしていました。

その後、さえずりが聞こえなくなったので無事に巣に戻れたと思います。

 

時間にして5分足らずの駐車場劇場でしたが、貴重な経験をさせていただきました。ちゅん。