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音楽映画「ブランカとギター弾き」 2017.8.23

こんにちは!看護師の小原です。
音楽を通して女の子が成長する映画「ブランカとギター弾き」を見てきました。
日本人の監督で、海外で数々の賞を取ったり、海外では取り上げられていますが、日本での知名度は低く、
銀座の映画館一か所での上映。
監督は、長谷宏紀さん。日本人として初めてヴェネツイア国際映画祭の全額出資を得て、フィリピンのマニラのスラムで撮影されました。
 
孤児の女の子が、「お母さんをお金で買う」ということを思いついたところから、物語は始まり、
盲目のギター弾きのおじいさんと出会うことで、生きるために、自分の居場所を見つけるためにもがき苦しみながらも
おじいさんと居場所を見つけていくまでのお話し。
盲目のギターを弾いているおじいさんは、実際にフィリピンの流しのギターリストのピーター・ミラリ。
この映画の完成後、急な病で亡くなってしまいました。
ブランカ役の女の子はYouTubeの歌姫として大人気のサイデル・カブテロ。
この二人のフィリピン民謡「カリノサ」は心に響き、とても沁みました。
ちょっと好き嫌いはあるかもしれませんが、私はとても感動していい映画だったと思います。
 
ピーター・ミラリさんのご冥福を心からお祈りします。