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ピアノの調律 2016.10.4

こんにちは!看護師の小原です。
中秋の名月なかなかタイミングが合わず、雲の隙間からちらっと見ただけでしたが、お団子はしっかりお腹の中へ。
これからまた食欲の秋が来ると思うと恐ろしいです(笑)
 
さて、ここ数年さぼってしまっていたピアノの調律をしていただきました。
このピアノ、なんと48才!私が子供のころからのピアノです。
昭和43年ごろの製造で、アップライトピアノにしては珍しく、
背が低く、それでいてピアノの上が斜めに開き、そこを開けて弾くというモデル。
実家から我が家にきて既に20年以上。
とても丁寧にして下さる調律師の方で、長いお付き合いにもなるので、我が家のピアノのクセもよくわかってくださっている。
見ていただくと、とても安心できます。
なので、こんな古いピアノもまだまだ大丈夫!
 
子供が小さい時は調律の方が弦のところを開け、中が見えるのを興味津々に見ていましたが、
娘も嫁ぎ、甥や姪も大きくなり、ギャラリーは私だけになりました。
 
ピアノも気温や湿度の変化で音が変わってきてしまうそうです。
ピアノの弦には常に20トンという強い張力がかかっていて、だいたい一本あたりだと常時90kgくらいだそう。
ミュートと呼ばれるフェルト状の工具を使用し、1本のみ音が出る状態にして音を聞き分けていく大変な作業。
鍵盤数は88.気が遠くなるような作業を一音一音丁寧に合わせていて、本当に大変そう。
 
でも、調律して頂くと、こんな古いピアノもとても鍵盤も軽くなり、いい音!弾いていて楽しくなります♪
娘はこのピアノでお稽古していたので、愛着があり、きっと行く行くはこのピアノも娘のところに行くでしょう。
きちんとオーバーホールをすれば、まだまだ頑張れそうなピアノ。
父、私、娘・・・・・と、何代続いて引き継がれるか楽しみになって来ましたheart04
それには、きちんと調律をお願いし、定期検診が大事。
これからも大事に大事に次の代に受け継がれるようメンテナンスを心がけたいと思います。
 
調律師のMさん、ありがとうございました!