其の一からつづく

味の素スタジアムの裏から、多摩川まで、風で流されている方向を2時間ほど自転車で探しました。
途中、かごの中に入っているじんべと同じ並オカメを軒先に見ると、うちのじんべを捕獲してくれたのでは・・・
と思うこともありました。もちろんそんなわけありません。

あきらめてポスター作って、張って・・・あ、写真あったかな・・・などと考えながら重いペダルを踏んで帰路を急ぎした。

自宅まであと少し、のところで携帯に家族から連絡がありました。
自宅から直線距離で５０M位にある、3階建てのアパートのベランダの手すりで「ピイーィッツ！」と鳴いていたとのことでした。
幸い、そちらの住人の方が上手に手でつかんで保護してくださったようです。

一旦準備のため家に戻り、家族に渡されたお礼の品（お酒らしい）を持って、引き取りに行きました。

其の三（最終話）につづく・・・

写真は、お得意のポーズで悦にいるじんべくん